弥一郎チンピラ日記

私は蜘蛛が好きだ。
あ、そういうわけで、本日の記事には、蜘蛛の写真があります。
苦手な方はサーッとスクロールするか、逃げてください。

で、だ。
３週間ほど前、家に入ろうとしたら、ドアの隙間からサササササーッと私より先に入っていく者が居た。
それが、このアシダカグモ。
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吾輩は蜘蛛である。名前はオリバー。

（名前の由来は何もない。ただ、姿を見た途端、「チミはオリバーだ」とひらめいただけ）

大きさは脚の長さまで含めると、４センチってとこだろうか。
まだ子供である。
昔の隙間だらけの日本家屋には必ず１、２匹棲みついていたものだ。
私が２歳までを過ごした、佐賀の祖母宅にも居た。
小学生時代に遊びに行ったとき、大きなアシダカグモを見つけて、「わぁ♪この蜘蛛好き～」と言ったら、存命だった曾祖母と祖母が、こう言った。
「あんた、そん蜘蛛ば、ハイハイで追いかけよったもんねぇ」
「オトナん手の平くらいんとば、わーって追いかけて、叩きよったたい」

…え？
えーっと、蜘蛛、好きなんだけど、叩いてた？
武勇伝だなぁ。

ハイハイ時代のワタクシの想像図。
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たぶん、まだ幼くて、好きとか嫌いとか以前に、「動くものは狩る！」という本能の方が強かった時代であろう。
何かに似ていると思ったら、コレだ。
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動くモンは狩る！待てぃ～！


……。

ともあれ、物心ついてからの私は、蜘蛛が好きでもちろん叩いたりなんかしない。
家の中にはいつもハエトリグモが３匹くらいは住んでいる。
小さくてピョンピョン飛び跳ねて、コバエなんかを退治してくれるエライ仔たち。
そして、そんな益虫、蜘蛛の王様が、アシダカグモだ。
アシダカグモが居れば、その家からゴキブリは居なくなるそうだ。
だから、私はオリバーにずっと棲みついてほしいと願っている。

ぬっ！背後に獲物の気配…。


逃げろ、オリバー！




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蜘蛛が好きって、なかなか言いにくいんですよねー。
なによ、カニとそう変わらないのに、なんで蜘蛛だけ嫌うのよ。←カニが食べられなくなった人、ごめん。
他にも、好きなんだけど宣言しにくいものはイロイロあって、カラス、黒猫、ハイエナ、ヘビ、聖飢魔Ⅱ（笑）…。
それぞれ魅力的なんですけどねぇ。
「人に言ったら引かれそうだから、好きって言えないもの」、何かありますか？
あるいはハイハイ時代の武勇伝などお持ちでしたら、ご紹介ください。
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